就活生の皆さん、Webテストはどれも同じだと思っていませんか?実はWebテストごとに違いがあるのです!対策の難しいWebテストをまとめたので、この記事を読んで対策を完璧にしましょう!
eF-1Gについて
①そもそもeF-1Gってなに?
eF-1GとはSPIや玉手箱のような適性検査の一種です。一般的なWebテストとは異なった独自の問題が多数出題されます。瞬発力や思考力を要する問題が多いうえに、対策方法も確立されていないため、難易度の高いWebテストの一つです。
②どんな企業が採用しているの?
メーカーや小売、マスコミなど業界を絞らず様々な企業がeF-1Gを導入しています。年々採用企業数も増加しているため、自分が興味を持っている企業が採用していないかしっかり確かめておきましょう。
③どのような問題が出題される?
初見では対応不可能と言われることも多いeF-1Gですが、どのような問題が出題されるのでしょうか。ここでは特徴的な問題についていくつか紹介していきます。
・連想問題
いわゆるマジカルバナナのような問題です。以下のような問題が出題されます。
例1)高校→( )→( )→海
例2)赤→( )→( )→名古屋
解答例
- 高校→(青春)→(青)→海
- 赤→(エビ)→(エビフライ)→名古屋
一番左の単語から一番右の単語まで連想される言葉を答えていきます。制限時間が設けられており、初めてだとなかなか答えられないので、一度受験をして慣れておきましょう!
・思い付く限り答えを挙げる問題
その名の通り、問題に対して思いつく限りの回答を時間内に答える問題です。
以下のような問題が出題されます。
例1)壊れた時計の使い方として思いつくものを可能な限り挙げよ
例2)テレビの代わりになるものを可能な限り挙げよ
解答例
- インテリアとして使う、解体して部品を再利用する、
- スマートフォン、タブレット、パソコン、
発想の柔軟性が求められます。正解はないため、思いついたものから積極的に回答していきましょう!これは間違っているだろうな…と思うものでもまずは回答しておくことが大切です。
・記号や図形のカウント
処理能力や集中力が要求される問題です。大量の図形や記号が表示され、その中で条件に合うものはいくつあるかカウントする問題です。制限時間が短いですが、落ち着いてカウントしていきましょう。
・地図の読み取り
文章の理解力が求められる問題です。地図が表示され、表示された文章が正しいか正しくないかを判断する問題です。制限時間が短いため、ゆっくりと文章を読んでいると時間切れになってしまいます。素早く回答するよう心がけましょう。
④対策方法
独特な問題が多数出題されるeF-1Gですが、どのように対応したら良いのでしょうか。
実は、eF-1Gに対応した問題集や模試は存在しません。そのため、一度実際に企業にエントリーをし、受験することが対策の一つになります。サマーインターンの選考の際にもeF-1Gを導入している企業が存在するため、そのような企業を試しに受けてみることをおすすめします。
TALについて
①そもそもTALってなに?
TALは性格診断と図形配置問題の二つで構成されています。
ほかの適性検査にはない特殊な問題や図形配置問題が出題されるのが特徴です。
②どんな企業が採用しているの?
業界や職種を選ばず、様々な企業で採用されています。自分が興味ある企業が採用しているかどうかしっかり確かめておきましょう。
③どのような問題が出題される?
・性格診断
30分で36問出題され、七つの選択肢から最大二つ選び解答します。
TALは出題意図が読み取りにくい形式で出題されているうえ、制限時間も設けられているため、できるだけ素直で常識的な解答をするように心がけましょう。
・図形配置問題
図形配置問題では文章に沿って10~15個の図形を枠内に配置していく問題です。「入社後活躍している私」や、「将来の私」など抽象的な図を完成させる問題があります。
TG-WEBについて
①そもそもTG-WEBってなに?
TG-WEBはSPIや玉手箱と同様に知的能力と性格適正を診断します。難易度が比較的高く、今まで見たことがないような問題も出題されるため、事前に対策をしておきましょう!旧型と新型の2種類存在し、それぞれ出題傾向が異なります。現在主に使用されているのは旧型で、新型を採用している企業は少ないようです。
②どんな企業が採用している?
コンサルティングやメーカー、金融やマスコミなど様々な業界の企業がTG-WEBを採用しています。また、大手企業や人気企業も数多く採用しているため、一度対策をしておきましょう!
③どのような問題が出題される?
旧型と新型では出題内容や制限時間に違いがあるため、自分が受験する方式に合った対策をすることが必要になります。旧型と新型を比較すると新型の方が問題の難易度が低く、制限時間が短い傾向があります。問題内容について詳しく解説していきます。興味のある企業がTG-WEBを採用している場合は、旧型・新型のどちらを採用しているかまで確認しておきましょう!
・旧型
言語問題
長文読解や空欄補充、並べ替えなどが出題されます。長文では専門的な内容や抽象的なものなど、読み取りにくい文章が出題される可能性があるためしっかり対策しておきましょう。
一問あたり1分しか制限時間がないため、時間を意識して回答していきましょう。
非言語問題
あまり見たことのない、難易度の高い問題が出題されます。暗号問題など、今まで見たことないような問題も出題されます。推論問題も出題されますが、難易度が高い傾向があります。
・新型
言語問題
同義語や対義語など、旧型では出題されていない問題も出題されます。旧型と比較すると、難易度の低い問題が多く出題される傾向があります。割合としては語彙問題の法が多く、時間をかけずにスピーディーに解いていくことが求められます。
非言語問題
全体で36問あり、30問が四則演算の問題、6問が図表の読み取り問題となっています。難易度が高いわけではありませんが、制限時間が8分しかないため正確に素早く回答することが高得点を取ることにつながります。
まとめ
以上、SPI・玉手箱以外の対策の難しいWebテストについて紹介してきました。どのような問題が出るのか、どのように対策をしていけば良いか明確になったのではないでしょうか?この記事を何度も読んで対策をしていきましょう!