学歴は関係ある?学歴フィルターやその対処法とは?

就活において学歴が関係あると耳にすることは多いのではないでしょうか?
たしかに、「学歴フィルター」という言葉もたびたび話題になりますね。

また、もし自分の学歴に自信がないとき、どのようにその壁を突破すればよいでしょうか。

今回は、就活における学歴の位置づけや学歴フィルターの対処法について解説します!

学歴フィルターについて

 

学歴フィルターとは?

そもそも、学歴フィルターとは何なのでしょうか?

一言でいえば、企業が学生を採用するにあたり、特定の大学以外を選考から除外する際の基準のことです。

日本における企業の約3割に学歴フィルターが存在すると言われています。また就活生の約4割が学歴フィルターの存在を実感するというデータも出ており、決して無視することはできません。

特に大企業になるにつれ、学歴フィルターが存在する可能性は高まっていくと言えるでしょう。大企業ともなれば、エントリーする学生も非常に多くなるため、選考基準の一つとして設けるケースが増えてきます。

 

学歴は関係ある?

やはり学歴フィルターという概念が存在する以上、就活においてどうしても学歴は関係してきます。

ただし、それは就活初期の段階の話です。たしかにエントリーシートや一次面接の際には学歴は有利に働きますが、選考が進むにつれ学歴の意味は徐々に薄くなっていきます。後半になればなるほど、その人個人の人柄や性格、学歴以外での経験などが重視されるようになっていくからです。

 

学歴フィルターの影響を受けない大学

学歴フィルターの影響を受けるかどうかは、志望する企業やその土地によって変わってきます。

一般的にですが、偏差値で関関同立、MRACH以上の大学であれば学歴フィルターの影響は受けづらいと言えるでしょう。

(関関同立とは西日本にある関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学のことを指し、MARCHとは東日本にある明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学のことを指します)

ただし、地方の企業の志望するのであれば、その地方の国公立大学などもフィルターにかかる可能性は低いと考えられます。一方、超難関企業であれば関関同立、MARCHでも学歴フィルターにかかってしまうかもしれません。

学歴フィルターについては志望する企業やその土地によって変わってくるので、各自で確認しておきましょう

 

なぜ学歴フィルターは存在するのか

それでは、なぜ学歴フィルターと言う概念は存在するのでしょうか?

ここでは、その理由について説明します。

 

・高学歴であることは、努力できることの証明だから

大学受験は、遊びの誘惑が多い高校生のときに行われます。高学歴であるということは、さまざまな誘惑がある中で勉強を行い、結果を残せることを意味します。

そのため、目標に向かって努力することができるという証明になります。

 

・採用の効率化・コスト削減のため

有名企業には毎年何千、何万人もの応募があります。企業の人事の方がそれらすべての応募書類に目を通すのは現実的に考え、時間的に厳しいものがあるでしょう。

そのため、ある基準、つまり学歴フィルターを設けることで採用にかかる手間を削減するのです。

 

学歴フィルターの対処法

それでは自分の学歴に自信がない場合、どのように学歴フィルターという壁に立ち向かえば良いでしょうか?ここでは、その対処法について3つ紹介します。

 

①学歴が関係ない企業を目指す

一つ目は、学歴が関係ない企業を目指すということです。比較的新しいベンチャー企業や学歴フィルターを設けていないと公言しているような企業です。学歴が関係ないことで、それ以外の部分で勝負できることになります。

②早めに就活を始める

二つ目は、早めに就活を始めるということです。早めに自己分析や企業分析、SPIや面接対策などをしておくことで他の人よりかなり余裕をもって就活を進めることができ、有利になってきます。

③就活における武器をもつ

三つ目は、就活における武器をもつことです。ここでいう武器とは、難関資格(TOEIC900点や日商簿記検定1級など)を取得することや、部活での成績、起業など学歴以外の部分で就活で有利になる経験のことを指します。

学歴以外の部分で結果を残していると、たとえ学歴が低くても有名企業に内定できる可能性がグッと高まります。

 

まとめ

今回は学歴フィルターの定義やその対処法について紹介しました。

たとえ学歴に自信がなくとも、自分の行動次第で未来は変えられます

ぜひ早めに就活を始めたり、行動したりすることで就活を乗り越えましょう!