自己PRの書き方

今回は、エントリーシートを初めて書く就活生に向けて、自己PRの書き方を分かりやすく紹介していきます。

自己PRって何?

自己PRとは、自分のこれまでの人生を振り返ってみて、共通して浮かび上がってきた、自分の長所や強みを述べたものです。

この長所や強みを会社に入ってから、どのように活かすことができるのか、人事や採用担当の方にいかにイメージさせるかがポイントです!

そうは言っても、具体的に何をしたらいいの?という疑問が浮かんでくると思うので、動画で詳しく解説していきますね。

 

 

自己PRを書く前の準備

自己PRを書くためには、2つの材料が必要です。一つ目は自分の強み、二つ目はその強みを裏付けるエピソードです。これらは自己分析から見つけていきましょう。

困ったときは、モチベーショングラフやマトリクスを作成して自分の過去から探してみるのもおすすめです。

 

 

 

さらに、学校やアルバイトなど、自分のことをよく知っている人に評価してもらう他己分析をしてみると、自分では気づけなかった強みに気づけるかもしれません。もし、自己分析と他己分析の結果に差があればなぜ異なるのかを分析してみるとさらに深い自己分析に繋がります。

強みは見つけられたでしょうか。見つけられた強みは、忘れないようにその強みが活かされたエピソードとともに、書きだしておきましょう。

ここで見つけられた強みはいくつあっても構いません。自分の強みが分かっていれば、自己PRだけでなく志望動機も書きやすくなりますし、企業選びもしやすくなります。

自分の強みをたくさん知っておくためにも、自己分析・他己分析はしっかりと行っておきましょう。

 

早速自己PRを書いてみよう!

さて、準備ができたところで早速書いてみましょう。

自分の強みがまだ見つけられていないという人も大丈夫です。下記の例から自分に当てはまりそうな強みを選んでとりあえず書いてみましょう。その強みを裏付けるエピソードを思い出すのも忘れずに!

 

結論に入る力の例

・自主性・継続力・我慢強さ・向上心・計画性・誠実性・積極性・責任感・主体性・行動力・負けず嫌い・協調性・課題発見力・課題解決力・統率力・交渉力・社交性・分析力・柔軟性・社交性・傾聴力・好奇心・判断力・論理力・理解力・吸収力・発想力・洞察力 等

 

次に、集めた材料を組み立てて文章を作っていきます。例を参考にフォーマットの空欄部分を書き入れていきましょう。

 

(フォーマット)

1.結論              私の強みは「」です。
2.裏付けとなる経験        この強みは「」でも活かされました。
3.行動を一言で          このとき、「」を特に意識しました。                          4.行動の理由           それは、「」からです。
5.具体的な行動          そのような中私は、「」をしました。
6.結論(2回目)           このように、私には「」があります。
7.入社後強みをどう活かせるか   この強みを生かして、貴社に入社後は、「」と考え                               ております。

 

(例)

1.結論
私の強みは「計画力」です。

2.裏付けとなる経験
この強みは「資格試験勉強」でも活かされました。

3.行動を一言で
このとき、「計画的に問題集を進めていくこと」を特に意識しました。

4.行動の理由
それは、「学校の提出物やアルバイト、サークル活動などの予定に追われる中で、決められた試験日までに合格ラインにもっていく必要があった」からです。

5.具体的な行動
そのような中私は、「試験日から逆算して1日で勉強しなければならないノルマを課し、そのノルマを次の日に持ち越すことは1日もありませんでした」。

6.結論(2回目)
このように、私には「目標に向かって何をするべ きかを逆算し、行動できる計画性」があります。

7.入社後強みをどう活かせるか
この強みを生かして、貴社に入社後は、「目標に向けて計画的に行動し、業務に貢献したい」と考 えております。

 

この作業が終わったら、誤字脱字はないか、文章に違和感のある所はないかを確認しましょう。

これで完成ではありません。何百、何千という就活生の自己PRを読んでいる人事の方の印象に残る文章にするため、この自己PRに肉付けしたり、友達や学校の先生、社会人の方などに添削してもらったりすることで説得力のある自己PRにしていきましょう!