SNSブームや通販の普及により、近年需要が高まってきたインターネット業界。しかし事業が多岐にわたるため、把握し切れていない学生も多いのでは?
ここではインターネット業界の業界説明、動向、企業ランキングなどを見ていきましょう!
インターネット業界とは?
インターネット業界は、インターネットを介して「あったらより世の中が豊かになるサービス」を提供しています。
その事業は多岐にわたり、スマホのアプリや通販などのECサイト、動画配信サービスなどが業界の市場となっています。
インターネット業界のビジネスモデル
この業界は、企業に向けてサービスを提供するBtoB(企業向けサービス)企業と、個人(消費者)にむけてサービスを提供するBtoC(一般消費者向けサービス)企業にわかれています。
インターネット業界の動向
インターネット業界規模の拡大
インターネット業界は通販の他に、検索エンジンや電子書籍、オンラインゲーム、旅行や飲食店の予約、ネット銀行・証券など様々なサービスを展開しており、業界規模は拡大し続けています。
また、スマートフォンの普及によりECサイトや各種サービスへのアクセス数が増えたことで、業界の勢いがさらに加速しました。今後も成長が期待できる業界です。
キャッシュレス化に伴う新事業の設立
2019年10月の増税に伴い「キャッシュレス決済・ポイント還元事業」が始まりました。
これをきっかけにキャッシュレス決済は拡大し、インターネット業界をはじめとする様々な企業が参入、Zホールディングスは「PayPay」、楽天は「楽天Pay」、LINEは「LINE Pay」としてスマホを利用したQRコード決済事業を展開しました。
インターネット業界四季報売上ランキング
1位 楽天グループ株式会社
売上高→ 1兆4,555億円(↑)
2位 Zホールディングス株式会社
売上高→ 1兆2,058億円(↑)
3位 株式会社リクルートホールディングス
売上高→ 1兆0,844億円(↓)
(引用)
東洋経済新報社『会社四季報 業界地図2023版』東洋経済新報社 2022年9月
情報通信・インターネット業界に向いている人は?
ここまで全3回で情報通信・インターネット業界について見てきましたが、どのような人がこの業界に向いているのかをまとめました。
ぜひ、今後の選考や自己分析の参考にしてください!
ワークライフバランスを大切にしたいよりも、とにかく稼ぎたい!
IT業界は大手企業であれば年収1000万円を超える企業もあり、また良くも悪くも残業が多い業界なので残業手当が見込める、比較的高収入の業界です。
地方よりも、都心で働きたい!
会社の本社や事業所が、東京・名古屋・大阪・福岡などの都心部に集中しているため、入社直後から都心勤務になることも多いです。他の業界より、都心で働く可能性が高くなります。
スキルを身につけたい!
特にIT企業ではプログラミングなどの技術を身に着けることができます。スキルを持った人材は常に需要が高いため、大企業や外資系企業からの抜擢が期待されることもあります。
スキルが重宝される業界であるため、手に職をつけたい人には魅力的な業界です。