IT業界説明・動向・企業ランキング・職種をチェック!

近年需要が高まってきているIT業界。学生からの人気も高い業界ですが、実際にどのようなことを行っている業界なのかあまり想像つかない人も多いのでは?

IT業界の実態について一緒に見ていきましょう!

IT業界とは?

コンピューターやネットワークを用いた「情報システム」や「情報サービス」のことをITと呼び、より便利で快適な社会を作り上げていくことがIT業界の役割です。

IT業界といってもその定義は広く、複数の分野にまたがって事業を展開する企業が多く存在します。

 

情報サービス事業

例)NTTデータ、NRI野村総合研究所、アクセンチュアなど

情報システムの構築・運用に関わり、暮らしや仕事で活躍するITを支える事業です。クライアントに対してITを用いた課題解決を支えるITコンサル業務も行うことも。

主に下記二つの企業形態をとっています。

 

SI:クライアントから案件を受注し、アプリ・ネットワーク・システムを作る企業

SES:技術者派遣サービスのこと。SIの案件をサポートする技術者を派遣する企業

 

ソフトウェア事業

例)Microsoft、日本オラクルなど

パソコンの頭脳であるオペレーションシステム(OS)やアプリを扱う事業です。

→Windows、iOS、Androidなど

システムエンジニアやプログラマーが活躍しているのはこの事業。

 Web事業

例)Google、楽天、Amazonなど

インターネット・Web系の分野で事業を展開しています。

(詳しくはインターネット業界を参照)

 

IT業界の動向

 

IT業界の現状

IT業界は2011年から2020年にかけて上昇トレンドにあり、2020年も引き続き売上は増加しています。

新型コロナウイルスの影響でマイナスの懸念がされていましたが、テレワークや5G、流通・サービス業向けITが増加し、売上を伸ばし続けています。

 

DXが社会のトレンドに

DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を活用してビジネスを変革するものです。

経済産業省が「DXが進まなければ2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性が高い」と発表した「25年の崖」は、日本社会にインパクトを与え、DX化が社会トレンドとなりました。

 

IT業界の四季報売上ランキング

1位 日立製作所

売上高→10兆2,646億円(↑)

営業利益→7,826億円(↓)

 

2位 富士通

売上高→3兆5,868奥億円(→)

営業利益→2,192億円(↓)

 

IT業界の職種

プログラマー

プログラマーとは顧客の依頼をうけてソフトウェアを開発する人を指します。

システムエンジニアが書いた企画書をもとに、プログラミング言語でプログラムを書き、依頼者のニーズどおりに動くソフトウェアを開発する仕事です。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアとは、ソフトウェアの開発において監督のような役割を果たします。

依頼者のニーズ・要望を正確に把握し、設計から開発までの一連の進行を管理しつつ、プロジェクトの指揮をとるポジションです。

依頼者の要望を聞き、正確にプログラマーに伝える必要があるため、コミュニケーション能力や正確さが求められます。

ITコンサルタント

IT技術を活用して企業が抱える課題を解決する人のことです。企業の課題を把握し、IT技術を利用した解決方法を提案することで、企業の経営をサポートします。