金融業界は学生に人気のある業界ですが、そのなかでも信金・労金・信組についてはあまり知らない人も多いのでは?
ここでは信金・労金・信組の業界説明、動向、企業ランキングについて見ていきましょう!
信金・労金・信組業界とは?
信用金庫・労働金庫・信用組合は銀行と同じ役割を果たし、お金の貸し借りを仲介する仕事です。
ただし銀行は株式会社であるのに対し、信金・労金・信組はそれぞれの会員の出資によって成り立つ協同組織であるため、銀行よりさらに地域に密着した経済活動を行います。
信金・労金・信組業界の動向
地方経済の深刻化に伴う貸し倒れのリスク
2020年の業界は、新型コロナウイルスの資金繰り支援の増加により、貸出金が増加したため、結果的に特別な需要となりました。
しかし、今後コロナウイルスの影響により地方経済が深刻化すれば、資金回収ができず、貸し倒れする危険性があります。
厳しい状況にある地方銀行
近年の業界は、地方経済の衰退、人口の減少、長引くマイナス金利により厳しい状況が続いており、ここ数年は利益の減少を止めらません。
信用金庫は地域に密着した「協同組織金融機関」であるため、いい意味でも悪い意味でも、その地域と運命を共にするこの業界は、今後を予想しにくいです。
信金・労金・信組業界の総資産ランキング
1位 京都中央信用金庫
→6兆6173億円(↑)
2位 城南信用金庫
→4兆6342億円(→)
3位 岡崎信用金庫
→4兆2837億円(→)
(業界動向リサーチ参考 https://gyokai-search.com/4-shinkin-sisan.html)