面接の一連の流れを知ろう!

面接のときドアは何回ノックするのか、荷物やコートはどこに置くのか、あなたは正しく答えられますか?

多くの就活生が予習する面接のマナー。今回は面接の流れについて紹介していきます。

実は面接には対面だけでもさまざまなパターンがあります。ついノックして入室するものだと思っていたら、先に部屋に案内され、後から面接官が現れるケースもあります。

本番で戸惑わないためにも、さまざまな面接の流れを想定し、今から対策をしておきましょう!

 

面接の流れを押さえる!準備~入室

準備

・到着は面接の10分前、受付(採用担当者に取り次いでもらう)は面接の5分前にする。

・建物内ではコートを脱いでおく。

・待つ間、スマホの電源をオフにしておく。

 

面接官が待つ部屋に入る場合

・面接会場のドアを3回ノックし「どうぞ」と言われたらドアを開けて入室する。
(返事がない場合はもう一度ノックし、それでもなかったら「失礼します」と言って入室する)

・ドアを開けたら面接官と目を合わせて「失礼します」と言ってから一礼。部屋に入る。(*会釈は15度くらい)

・面接官側にお尻を向けないようにドアの方を向き、丁寧に閉める。後ろ手で閉めるのはNG

・面接官の方を向いて姿勢を正し、もう一度「失礼します」と言ってお辞儀をする。(*会釈は15度くらい)

・椅子まで歩いて椅子の左側に立ち、面接官からの指示を待つ。

・面接官からの指示に従い、挨拶をする。
「〇〇大学の△△(フルネーム)と申します。本日はよろしくお願いいたします」など。(カバンは持ったまま

・面接官から着席の指示を受けたら、「失礼します」と言って椅子に座る。その際持っているカバンは椅子の横に置く。

・コートがある場合は軽くたたんでカバンの上に置く。カバンの上に置くのが難しい場合は、椅子の背にかける。(広げて背もたれを覆うようにしてかけるのはNG。縦に半分くらいにたたんで背にかける

 

面接官と一緒に部屋に向かう場合

・(座って待っている状態から)面接官が来たら立ち上がり、「〇〇大学の△△(フルネーム)と申します。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶し、お辞儀をする。

・面接官の指示に従い部屋まで付いていく。部屋へ向かう間に雑談を振られたら、それに合わせて話す。

・面接官からの指示に従い、「失礼します」と言って入室する。

・面接官からの指示に従い、挨拶とお辞儀をして着席する。(*カバンを置くのは着席するとき)

 

先に入室して面接官を待つ場合

・係の人の指示に従い、入室する。

・着席の指示があった場合は、部屋の下座(扉から一番近い席)に座って待つ。なかった場合は、下座の横に立って待つ。

・面接官が来たら立ち上がり、挨拶とお辞儀をする。(*カバンは置いたままでOK)

・面接官の指示の後着席する。

 

グループ面接・面接官が待つ部屋に入る場合

・(名前を呼ばれた順に並んでおくなど、指示に従い入室する。)先頭の人がドアを3回ノックし、面接官から返答があったらドアを開けて入室する。2番目以降の人はノックする必要はない。

・入室の際面接官と目を合わせ、「失礼します」と言ってからお辞儀をする。歩いて椅子の左側に立つ。

・最後の人は面接官側にお尻を向けないようにドアの方を向き、丁寧に閉める。後ろ手で閉めるのはNG。ドアを閉めたら面接官の方を向いて姿勢を正し、もう一度「失礼します」と言ってお辞儀をする。

 

*グループ面接で注意するべきこと

・1人当たりの話す時間が限られているため、1人だけ長く話し過ぎると印象が下がる

聞く姿勢も評価対象になる。他の就活性が話しているときに相槌をする、姿勢に気をつけるなど集中力を切らさないようにする。

 

面接の流れを押さえる!面接終了~退出

 

退出(自分だけ退出する場合)

・椅子に座ったまま「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました」と言ってお辞儀をする。

・荷物を持って立ち上がり、ドアの方まで歩く。

・ドアの前で面接官に向き直り、もう一度「ありがとうございました。失礼いたします」など挨拶してお辞儀をする。丁寧にドアを閉める。

 

退出(面接官に見送られる場合)

・椅子に座ったまま「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました」と言ってお辞儀をする。

・面接官の指示に従い、退室する。

・エレベーターまでの見送りの場合、再び軽くお礼を述べてエレベーターに乗り込み、ドアが閉まるまで頭を下げる。建物の外までの見送りの場合、出入り口で再度お礼を述べてお辞儀をし、外に出る。

 

コートを着たりスマホをいじったりするのは、基本的に建物の外に出るまで行わない。面接官だけでなく社員の方たちは、最後の細かい部分までしっかり見ています!

 

まとめ

いかがでしたか。

対面の面接だけでもさまざまな入室・退室パターンがあることがおわかりいただけたと思います。

「入退室の段階で戸惑ってしまい、本番で力が発揮できなかった…」ということがないよう、複数の面接パターンを想定してイメージトレーニングをしておきましょう!