インターンシップやガクチカなど、普段何気なく使っている就活用語ですが、人に聞かれた時に意味を説明できますか?
しっかりと意味を理解して、実際に使えるようになりましょう!
就活用語
・インターンシップ
企業や官公庁などで就業体験を行うこと。短期から長期まで様々な形態のものがあり、「IS」と略すこともある。
もとは職業理解を促す目的で開始されたが、インターンシップを選考として位置付ける企業も増えてきている。インターンシップを単位としてみなす大学もある。
・WEBセミナー
インターネットを利用してWeb上で実施されるセミナーや説明会のこと。「ウェビナー」ともいう。
・WEBテスト
学生の能力・性格を測るために、パソコンを用いて受験するオンラインテストのこと。「WEBテ」と略すこともある。
・SPI
学生の能力や人となりを把握するために行われる適性検査のことで、多くの企業が選考の一つとして取り入れている。
能力検査と性格検査の大きく2つに分類される。能力検査では言語、非言語の2種類があり、働くうえで必要な基礎能力を測る。
性格検査では日常の行動や考え方などについての質問によって、向いていそうな仕事や組織など、人となりを把握する。
・エントリーシート
エントリーの際に企業に提出する履歴書を兼ねた資料のこと。「ES」 と略すこともある。
主に自己PRや志望動機について記入する。
・OB・OG訪問
興味のある企業で働いている先輩を訪問し、仕事の内容や実際の社内の雰囲気など、生の声を聴くこと。その企業・業界について、より現実に近い情報を得ることができる。
選考要素の強いリクルーター制度と比較し、合否を決めるものではないという違いがある。
・ガクチカ
「学生時代に力を入れたこと」の略。
ESや面接で自己PRとして聞かれることが多い。
・逆求人
学生が自分自身をアピールして、それに興味を持った企業がオファーを送るというシステムの求人。
プロフィール、自己PR、スキルなど、アピール項目を充実させることで企業からのオファーが増える可能性がある。
・グループディスカッション
インターンや本選考において、数人の学生で出題されたテーマについてディスカッションを行う選考方法。「GD」や「グルディス」と略すこともある。
・合同説明会
複数の企業が合同で行う説明会の事。「合説」と略されることもある。
会場では各企業の説明を聞くだけでなく、個別に相談できるスペースもある。
・自己分析
自分を客観的に見て、人間性や特技などを考えること。
例えば、自分の軸、挫折経験、今後のキャリアプランを考えてまとめる。これらは自己PRや長所、短所として利用できる。
・週休二日制
「1か月の間で週に休みが二日間ある週が1度以上あること」を示す。つまり、他の週には休みが一日しかないこともある。
1年を通して毎週二日間の休みが必ずあるものは「完全週休二日制」と言われる。
・上場企業
株式市場で株式の取引が可能な企業のこと。
市場には一部、二部など種類があり、一部の方は条件が厳しい。一部市場で株式を取引できる企業を一部上場企業という。
・初任給
学校を卒業し、正規雇用された新入社員が初めて受け取る給与のこと。
基本給のほか、残業代や通勤手当など、すべての手当てが含まれた総支給額を示す。
・スタートアップ企業
短期間のうちに高い成長率で革新的な事業を展開する企業のこと。
設立年がいつかということよりも、そのビジネスモデルの革新性や解決する社会問題の大きい企業を指す。
・福利厚生
従業員やその配偶者・家族の福利を充実させるために、月々の給料とは別でいろいろなサービスを提供してもらえる制度の事。
例)
法定福利厚生:健康保険、介護保険、労災保険など。法律で提供することが定められている。
法定外福利厚生:住宅手当、家賃補助、社員食堂など。法律と関係なく、企業が独自で設定する。
・プレエントリー
企業の採用ページへの事前登録のこと。
エントリーと同様に企業への興味・関心の意思表示となるため、企業側から会社説明会等の案内が届く。
・フレックスタイム制度
一定期間について予め決められた総労働時間の中で、始業や終業時間を従業員自身が自由に決めることができる制度。
勤務時間が固定されず、自分の都合に合わせて働き方を調整することができる。
・ベンチャー企業
既存のアイデアや技術をもとにして、新形態のサービスやビジネス展開を行う組織のこと。
明確な定義はないが、ベンチャーキャピタルと呼ばれる投資会社から支援を受けている、またはベンチャー指定を受けた会社をベンチャー企業と呼ぶ。
・本エントリー
興味のある企業に「選考を受けたい」と意思表示すること。
事前にエントリーしておくと、企業側から説明会や選考の案内が届く。自分のES、履歴書等を企業に送る場合もある。
・○○卒
卒業年度のこと。
たとえば、2024年3月に卒業する学生は「24卒」と呼ばれる。就活生向けのイベント等で「24卒対象」のように表記されることもあるため、自分が何年度卒なのか確認しておくとよい。
・リクルーター制度
人事担当者以外の若手社員が新卒採用に携わり、就活生に接触し採用活動を行うこと。
学生との距離を縮めるために学生と年齢の近い若手社員が担当することが多い。面接の合間に個別相談や座談会を行う中で、入社後のイメージをつかんでもらうことや、学生の本音を把握するといった狙いがある。