就活を進めていくうえで必須になる適性検査。
その中でも、SPIの性格診断を受ける人は多いのではないでしょうか?
今回はSPI性格検査の目的と共に、対策をお伝えしていきます!SPI性格検査に不安がある方はこの記事を読んでその不安を吹き飛ばしていきましょう!
SPI性格検査の目的
SPI性格検査は、30分程度で行われ、自分の日ごろの行動や考え方に関する質問を答える検査です。この検査では、その人の人となりを測り、主に以下の2つの観点から自社に合う人材かどうか、を見極められます。
職務適応性
職務適応性とは業務内容に適応できる能力のことです。
どの企業も部署や与えられた役割によって業務内容が異なります。
SPI性格検査は、その学生がどのような仕事に向いているか、を判断する材料となります。
職務適応性の結果から、サポートをする仕事や企画運営の仕事、問題分析をする仕事など様々な業務に振り分けられます。
組織適応性
組織適応性とは組織の一員としてきちんと役割を果たせる能力のことです。
企業に就職したら組織の一員として働かなければなりません。ルールや時間をきちんと守れるか?チームの調和を大事にできるか?などチームで働くうえで大切な要素を持ち合わせているか、を判断されます。
何を見られているのか?
SPI性格検査で見られている項目は主に3つあります。
①性格特徴
性格特徴は4つの分野に分かれています。
- 行動的側面
物事に対してどのような行動をとりやすいか?社交的なのか?体を動かすことが好きか?慎重に行動するか?など
- 意欲的側面
目標を達成する意欲があるか?活動意欲があるか?など
- 情緒的側面
敏感なところがあるか?ストレス耐性はどのくらいか?悲観的なのか?楽観的なのか?など
- 社会関係的側面
自己を尊重しているか?責任放棄をしないか?相手の意見に批判的すぎないか?など
これらの4つの分野から上記したような職務適応性や組織適応性を見ていきます。
②回答に矛盾点がないか
自分を良く見せようとしていつもの自分の考えや行動と違うことを答えてしまうと回答に矛盾が生じてしまいます。
採用のホームぺージや説明会の内容から、企業が求める人物像を推測し、その人物像に合わせた回答を心がけたとしても、面接で自分の本当の人となりが分かってしまいます。
回答に矛盾があると、「自分を故意によく見せようとする傾向がある」と企業に報告されてしまう可能性もあります。回答に矛盾がないよう、正直に答えましょう!
意識するべきこと
正解がないSPI性格検査は対策が難しいと言われています。しかし、今回は必ず意識するべき!3つのポイントをお伝えします。
- なるべく直感で回答する
上記の通り、矛盾がない回答をすることが重要であるため、一貫性を大切にしてなるべく直感で答えましょう!また、自己分析と他己分析をしっかりと行い、自分の行動傾向や考え方を明確にしておきましょう!!
まとめ
今回はSPI性格検査に焦点を当てて意識するべきことや目的などをお伝えしました。
他の記事ではSPI能力検査である、SPI言語やSPI非言語の目的や対策法などもお伝えしています!ぜひチェックしてみてください!!