出題頻度が多く、難易度も高い集合問題。苦手な方も多いはずです…。そこで本選考までに解き方やコツを習得してスラスラ解けるようになりましょう!
集合問題で抑えるべき解き方のポイント
集合問題のコツは問題を図式化する
論理式を簡略化した式であるカルノー表やベン図を作成しながら解いていくことで問題を可視化することができ、問題内容を整理することができます。面倒…と思うかもしれないですが、実際に書き出すことが正解への一番の近道です!
カルノー表
A | E | ||
Ā | 3 | 1,2 | 1,2,3 |
Ē | 4,6 | 5 | 4,5,6, |
3,4,6 | 1,2,5 | 1,2,3,4,6 |
ベン図
実際に練習問題を解いてみよう
例題:街中で500人にインタビューを行ったところ、サッカーが好きな人が148人、野球が好きな人が132人、バスケが好きな人が55人だった。
<条件>サッカーと野球両方が好きな人は58人、バスケだけが好きな人は24人いた。
この時、サッカー、野球、バスケのいずれも好きではないと答えた人は何人か。
A、252
B、253
C、254
D、255
E、256
解答:C
まず、サッカーと野球が好きな人の人数を求めると、148+132-58 = 222人
ここにバスケだけが好きな人24人を合わせると246人となりこれが3つのスポーツに興味がある人の数である。よってこれを全体から引いた500-246 = 254が答えとなる。
さらに正答率を上げるには?
何と言っても正答率を上げる方法は、過去問を何度も解くことです。また、時間制限もあるので、分かる問題とそうでないものを取捨選択することも大事になってきますね。