インターンの時期・種類・目的

皆さんはインターンシップに参加したことがありますか?

「夏のインターンのためにとりあえず選考を受けている」
「そもそもインターンの仕組みがよくわかっていない…」

と把握できない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、今さら聞けないインターンシップの基本を解説します!

 

インターンシップとは

そもそもインターンシップとは、「学生が就職する前に会社の業務を体験する制度」を指します。

お金を稼ぐことが目的のアルバイトとは違い、インターンシップは企業理解が目的になります。

自分の志望業界や、視野を広げるために興味のない業界も参加してみるのもおすすめです。

 

インターンシップの種類

インターンシップには様々形態が存在しますが、今回は

  • 会社説明・セミナー型
  • プロジェクト型
  • 就業型

の3つに分けて解説していきます。

 

①会社説明・セミナー型

まず、会社説明・セミナー型とは、会社側が自社を知ってもらうために、学生たちに自社の業務内容や魅力を説明するインターンシップになります。

会社見学や社員交流会などがあり、実際に業務体験がプログラムにない場合が多いです。主に、就活生向けのインターンシップになります。

一日から数日のプログラムが多く、「短期インターン」に分類されます。

 

こんな人におすすめ!

選考なしで参加可能な企業が多く、インターン自体の期間も短いため、より多くの企業を検討したい人や、とりあえず、インターンを体験してみたいという人におすすめです。

 

②プロジェクト型

プロジェクト型とは、学生約5~10名のプロジェクトチームが作られ、そのチームで与えられた課題を解決し、最終的に答えを導くというインターンシップになります。

出した答えはプレゼンで社員の方に発表する形が多いです。主に就活生向けのインターンシップです。

期間は1,2週間が多く、短期インターンに分類されます。

 

こんな人におすすめ!

自分の能力のアピールや、自己成長につながったり、グループディスカッションの経験が積めたりと、自分の経験値を上げたい方におすすめです。

しかし、募集人数が少ないため選考が厳しく、それなりの準備が必要です。

 

③就業型

就業型とは、実際に職場で業務を行うインターンシップになります。業務内容は会社により様々で、社員の方と全く同じ業務を任されることもあれば、インターン独自の業務を任されることもあります。主に2,3年生向けのインターンシップになります。

期間は約半年から一年で、週に2,3回出勤することが一般的ですが、企業により変わる場合があり、長期インターンに分類されます。

 

こんな人におすすめ!

実際の業務経験で、自分の強みや武器を知ることができるので、効率的に自己分析がしたい人におすすめです。

また、①と②と比較すると、参加する学生が少ないため、面接で話す「ガクチカ」を作りたい人にもおすすめです。ただし、就活生(主に4年生)は対象としていない場合もあるので注意が必要です。

 

インターンの時期別の目的

ここまでインターンの種類を見てきました。ここからは、時期ごとの参加目的について解説します!

 

サマーインターンの参加目的

7月から9月に実施されるサマーインターンの主な目的は、企業を知ることです。

夏はまだ本格的就職活が始まっておらず、学生たちは「企業を知る」段階にあります。そのため、業界や業務内容を知るために参加する場合が多いようです。

 

オータムインターンの参加目的

10月から11月に実施されるオータムインターンの主な目的は、より企業への理解を深めることです。サマーインターンに参加した企業の中でも特に興味のある企業や、就職したいと感じた企業へ参加する学生が多いようです。

また、企業側は内定に直結する学生を見つけるという目的があるので、学生側も内定をもらいたい企業を選択する場合が多いです。

 

ウィンターインターンの参加目的

12月から2月に実施されるウィンターインターンの目的はオータムインターンとほぼ同じですが、解禁日直前になるためより自分の志望に近い企業を選択します。

また、サマーインターンとオータムインターンと併せて何度も志望企業を訪れることで、担当者にアピールできる可能性もあります。そういった理由から、解禁日直前でも参加する学生は多くいます。

 

まとめ

以上、インターンシップについて解説しました。インターンの種類や、目的などが明確になり、就活の計画や見通しがついたのではないでしょうか?

就活はインターンだけがすべてではないので、インターンをきっかけに就活に少しずつ慣れていきましょう。